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春蛙秋蝉【しゅんあしゅうぜん】
意味:うるさいだけで、役に立たない無用な言論のたとえ。やかましく鳴く春のかえると秋のせみの意から。

■ソーシャルメディアの浸透と中小企業での活用の方向性について


2011年度に入り、Facebook,Twitterなどのソーシャルメディアの活用が進んでいます。

 

特にフェイスブックの活用は震災発生の3月より加速度的な登録件数増加を見せており、本日11月16日時点では5,214,200人の登録件数まで増加しております。

 

ソーシャルメディアを活用した企業の取り組みも注目されており、弊社でも情報収集を行っておりますが、日本においてはネームバリューに優れる企業のソーシャルメディア上での取り組みが顧客サポート、ファン参加型ソーシャルアプリを用いたロイヤリティ強化を含め、徐々に増加している傾向がございます。ただし、現状では中小企業法人様においては活用方法については模索中というのが実情ではないでしょうか?

 

 

 

ニールセンの調査「広告形態別の信頼度 2009年4月」によりますと広告、情報の信頼度は図のように「知人からの推奨」「ネット上の口コミ」「企業ウェブサイト」が上位を占めております。

 

このことから企業サービスの広告の主体は20世紀の主体であったテレビ、新聞などのマスメディアから、実名登録であるフェイスブック、つぶやきを共有するミニブログであるツイッターなどのソーシャルメディアを活用した、実名、仮名に関わらず、ユーザーの生の声が溢れるソーシャルメディアへの移行が進んでいくことが推測されております。

 

 

 

また、総務省「わが国の情報流通量の計量と情報通信市場」より推定されるように、インターネットでの情報量は爆発的に増加している一方、情報の内容がユーザーに消費されている割合は相対的に低下しているのが現状です。

 

 

 

インターネット上の情報が玉石混合と言われている根拠となるデータなのですが、コンテンツを作成してもユーザーに届けるための導線を持っていなければ価値を発揮しないことを示しております。

 

情報の入手に関しましても、「パソコンの前に座って定位置で定刻に」から「スマートフォンや携帯を利用し、好きな時間に好きな場所で」情報入手するようなパラダイムシフトが起きており、簡単に読むことが可能なテキストコンテンツは存在感を増してきております。

 

フェイスブックに関してはもっとも信頼できる「知人」からの情報入手し、ツイッターに関しては自分の興味のある分野の有識者を「ウォッチ」することで信頼できる情報入手。一方、自社サイトに関してはソーシャルメディア上の導線や、GoogleをはじめとしたSEOのために中期的に良質なコンテンツを格納しておく宝箱のような位置づけになります。

 

 

中小企業法人様向けのソーシャルメディア活用に関しましては模索中な様子です。

フェイスブックページに関しては身近な得意先様・ファンの皆様と結びつき、情報・サービス・イベントの共有をし、徐々に影響の輪を大きくしていく活動として利用。

ツイッターに関してはフォロワーが多く口コミを発生させ得る有識者の情報網にリーチできるだけのプレゼンスを構築する活動として活用。

自社サイトには自社のセールスポイントが詰まった良質なコンテンツを蓄積する活動として運用。

これらをまずは小さくコツコツ始めてみることが21世紀の新しいソーシャルメディア活用の広告戦略になるのではないでしょうか。

 

 

「能力の差は小さく、行動の差は大きい、継続の差はもっと大きい」最近お会いした経営者の方から頂戴した言葉ですが、まず一歩、行動するところから始めてみたい、と感じました。

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■Facebookの日本での普及

 

昨今、一時期のFacebookの盛り上がりからは一段落した感がありますが、改めて左図の世界のSNSの勢力図マップを見ると、Facebookの拡がりは凄いものだなと思います。

2011年時点で、Facebookのアクティブユーザは5億人以上、世界のほぼ10人に一人が利用している事になります。そして利用頻度もユーザの50%が毎日ログインしており、約70%はアメリカ以外の国での人々が利用しているようです。当然写真やコメントのコンテンツの収集量も半端ではなく、ある年明けの週末だけで7億5,000万枚の写真が投稿されているのです。

 

ただ、面白い事に日本国内ではそれほど普及しておらず、SNSではmixiが個人ユーザを押さえている状況です。”顔本”とも商標登録されているFacebookだけにある程度、ネットに顔なり履歴などを出すことの出来る人が、社会人用プラットフォーム(上司の友人関係つながり等)としてこれまで国内では使われてきている程度で、一般的には普及されていない感じがします。

 

要因は様々考えられるとは思いますが、一つに日本人の思考パターンとFacebookのインターフェイスとの違和感があるのかもと思います。mixiの場合ですと、ある種HPのようにナビがあり「日記」や「フォト」、「カレンダー」など箱が用意されて整理されています。一方、Facebookは殆どが「ウォール」に集約されて、写真もテキストも全てそこを見れば事足りるとなっています。初めから箱が分かれていてモノを入れて見るという日本的思考と、とにかくおもちゃ箱に色々詰め込んで、勝手におもちゃ箱が整理してくれるという欧米的思考の2つの異なるパターンがあるような気がします。(ちょっと乱暴な分け方ですが。。)

 

 

 

左図を見ても、Facebookとは異なるSNSが普及している国はいくつか存在しています。韓国ではNaver、中国ではFacebookへのアクセスが禁止されている為、「Renren」をはじめとするローカルSNSが独占してます。mixiは、中国最大手Renren、韓国Cyworldと提携しましたし、ドイツの大手SNS「Vznet」とも同様の提携を結び、ローカルSNSの連合も形成されつつあります。

 

恐らくFacebookは、日本拠点でモバイル(スマートフォン)での展開とビジネスページとしてのB to Bの展開を中心に拡げていくと思われます。ただ、まだ国内でのビジネスページとしてのFacebookの活用は中々容易ではないような気がしています。当然、チェックインクーポンとビジネスページとのリンクも含めて各社検討をしていく(余った予算の投入等)と思いますが、ページビュー数やアクセス数、コンバージョン数など見える数字を大事にする企業の意向とFacebookの本質である相互コミュニケーション数(ウォール等)がどう理解されていくのかは今後興味のあるとこです。

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